昔からご飯が主食はウソ!
主食をご飯とする定食スタイルが
理想的な食事とされていますよね
ただ、糖質オフ的な考え方をすると、
↑の写真のご飯は少々多いですが…
これを軽盛りにすれば
もっと良いと感じます
その分他のおかずは増やしてOKです。
昔からご飯やパンが主食だから、
それを中心にした食事が
人間に適している…
という主張を見かけることがありますが
本当にそうなのでしょうか?
実は…
日本で白米が主食になったのは
江戸時代ごろです。
その昔からも白米はありましたが、
特権階級のものでした。
多くの人々が
血糖値が上がりやすい白米を
食べるようになったのは
ここ四百年くらいのことなのです。
え!四百年って大昔じゃん
って、思いました?
でもね…
人類の歴史ってね、7万年なんですよ。
7万年から見たら、四百年って
ほんとにもう、つい最近なんですよ。
つい最近の変化の何がまずい?
もしかしたらあなたは…
四百年もの習慣なら
身体にすっかりなじんでいるはずだ!
と、思うかもしれませんね
人間の体のシステムは、
四百年程度では
大きく変化しません
もちろん、江戸時代の人たちよりも
身長は伸び、体格は良くなっているでしょう
でも、血糖値を下げるメカニズムのような
精密なものはそんなにすぐに進化しません。
人間は肉食で進化しました。
動物性食品の代謝のシステムは
整っています。
しかし、糖質の代謝システムは
とても脆弱なのです
人は血糖値を上げるシステムは
いくつも持っています
これが何を意味するかというと、白米のように
食べてすぐに血糖値を上げるような食べ物を
長い歴史の中で食べてこなかった
ということの裏付けです。
ところが!
血糖値を下げることができるのは
インスリン(別名肥満ホルモン)
ただ一つなのです
これはやはり人間が
血糖値を上げるような食べ物を
それほど摂ってこなかったことの
裏付けとなるでしょう
つまり、人間という動物の特徴として
大量の糖質摂取には対応できない
と言えるのです。
今、糖質過多のために
太っている人間が増えましたが…
だからと言って…
血糖値を下げる新たなメカニズムが
生じるのは…数千年とか一万年とか
かかるはずなのです。
じゃあ私はどうなのか?
では、私の食生活はというと、
米やパンを食べます。
でも、一般的な量よりはだいぶ少ないです。
それで、肉や野菜などはお腹いっぱい食べます。
それで健康に痩せられています。
誰でもにそんな食生活をすすめるかというと、
そうでもありません。米が好きな人には
米を食べる量やタイミングを
コントロールして太らないように
アドバイスいたします。
糖質には依存性はありますが、
私もほどほどに米やお菓子を食べて
痩せていられます。
現代日本に暮らしていて
米やお菓子を完全に避けるのは
ほぼ不可能です
(実践している方もいらっしゃいますが)
なので、
うまくつきあっていきましょうね
白米こわーいと言って、
過度に恐れて急にゼロにすると
エネルギー不足になったり、
便通が悪くなることもありますので、
どうか慎重に