何かの習慣を身につけようとしたとき、回数や期間の目安はどんなもんなんだろう?また、時間はいつがいいの?と思ったことはありませんか?ダイエットのために運動習慣を身につけるにも、目安が見えていれば励みになりやすいですよね。今日は、その目安の回数や期間、そしてタイミングについてご紹介します。
ずばり、週4回
週4回以上行えば習慣化しやすいということが研究で分かっています。週2回、3回とじょじょに増やすのではなく、いきなり週4回と設定した方が良いのです。負担がだんだん増えていくよりも、スパッとやる方が良いです。負担がだんだん増えていくと思うとつらいですからね。
いきなり週4回がハードだと感じるなら、回数を減らすのではなく、内容を軽くするのがおすすめです。運動なら、30分を週2回ではなく、15分を週4回にした方が良いです。
ビクトリア大学の研究によれば、習慣づくりと相関しているのは、頻度ということでした。週3回以下で取り組む人よりも、週4回以上で取り組む方が習慣が身につく確率が高いのです。
6週間目に注意!
また、挫折の分岐点は6週間目です。週3回以下の取り組みでも、6週間目までは何とかいけます。週4回通っていた人はそこから先も続けやすいのですが、それ以下の人はここでさぼりがちになります。
週4回以上8習慣が目安
6週間目に挫折せずに取り組み続けられるようになるには、週4回以上を8週間続けることです。ロンドン大学の研究によれば、簡単な行為であれば25日をこえたあたりで習慣化でき、難しい行為でも50~60日(約8週間)続けられると習慣化しやすいということです。
8週間続ければ習慣化できる!と思えば、ぐっと取り組みやすくなりますよね♪
また、習慣化する過程で1日2日さぼってしまう日があったとしても悲観しないで下さい。そのぐらいでは習慣の形成において悪影響はないということです。完璧主義から失敗してマイナス思考に陥ると挫折に直結します。
ダイエット習慣を身につけるなら週4回以上のペースで8週間続けよう
朝起きてすぐがベストタイミング
タイミングについても、適した時間があります。それはずばり、朝起きてすぐの時間です。
ある実験によると、朝15分のストレッチを課せられたグループと、夜15分のストレッチを課せられたグループとでは、朝のグループの方が1.5倍早く習慣が身についたということです。
朝起きてすぐのときはコルチゾールというホルモンの分泌量が跳ね上がります。コルチゾールの濃度が高まっているときは、脳は覚醒に向かい、目の前のことに最大限、適応しようとします。
コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれますので、ダイエットには良くないというイメージをお持ちの方も多いかと思います。しかし、起床のときのコルチゾールはエネルギーを出して目を覚まさせる本能によるものです。
いわゆるストレスとして、いやなことがあったときに分泌されるコルチゾールは、習慣作りには役立ちません。こういうときのコルチゾールは逆に誘惑に弱くなり、さぼりやすくなることがわかっています。
朝の時間を大切にしましょう♪
ダイエット習慣を身につけるなら、朝起きてすぐの時間を活用しよう